父が亡くなりました(2)
父が亡くなりました の続きです。
相続と会社の事業承継をやっているわけですが、世の中にある「相続のすべてがわかる本」的なやつには代表者の死後の会社の事業承継については書かれていません。 父の持つ土地の上に会社がビルを持っていてその管理をしている会社で、相続から逃げない(逃げるという選択肢はおそらく日本では難しすぎるでしょう)となると承継するしかないです。 私は自分で1人会社をやっていたのでうまくやれたほうではあると思うのですが、それでも気付くのに時間のかかる手続きなどがたくさんありました。
また元々合資会社だったのは面倒でした。無限責任社員の死亡により自動的に合同会社になってしまい各所に商号の変更の手続きや連絡をしなければなりません。 合資会社である必要がないのであれば無限責任社員の人が元気な間に合同会社にし商号の変更をして各所に手続きや連絡をしておくべきです。
意外だったのは父の車の処分が楽だったことです。 自動車を相続するための完全ガイド~パターン別必要書類と手続きの流れ~ | 相続税申告相談プラザ|[運営]ランドマーク税理士法人 を見てやらなければならないことが多く大変だなと思っていたのですが、 買ったディーラーに連絡したところ次の日に書類を持ってやってきて20分ほどいろいろな書類に署名捺印して印鑑証明書などを渡し駐車場に連れていったところ持っていってくれ1月後買取料金が振込まれていました。 相続人である母も私も車に乗らず、どうしたものかと思っていたので非常に助かりました。 (ディーラーの人から高く売りたいなら中古車専門店に合い見積もりを取ったほうがいいですよと言われましたが、駐車場もなるべく早く解約したかったのでそうはしませんでした) これはディーラーから新車で買ってそこまで状態が悪くなかったからですが、こういう情報はネットにもあまりないと思われるので、同じ境遇の人の助けになれば幸いです。
まだ準確定申告はしていません。5,6,7月は税金関係のものが行政からいろいろな形で降ってくるので都度税理士には伝えているのですが、やりにくそうですね。 そのあと相続の手続きになります。土地の相続税がどれくらいになるのかが怖いところです。